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●120
大阪出張(2000/02/18)

二泊三日で出張していた。
場所は大阪。出張と言うからには無論仕事である。朝から晩までのハードスケジュール。観光旅行などの遊び目的ではないのだ。

大阪駅に降り立ったのは20時過ぎ。腹が減っている。駅構内を物色し,取りあえず饂飩屋へ。「ニシンうどん」なる物を食す。九州にはな いトッピングに惹かれた。

ホテルでTVを見ながらビールを一杯。明日もあることだし程々にしておく。どうやら,関西北部は大雪のようである。寒くなりそうだ。

朝はコーヒー。仕事が始まり,そして終わる。昼はコロッケ定食で軽くこなし,夕食に備える。「わらじや」のたこやきを食しながら夜のプ ランを考える。このたこやき,異常に柔らかくて当然ウマイ。九州じゃお目にかかれまい。

事前に仕入れた情報とタウン情報誌を基に決定したのは「焼肉の鶴一」。JR環状線外回りで現地へ向かう。

タ ン塩が抜群にウマイ。ハツがセンマイがウマイ。赤テッチャンは感動ものだ。七輪から立ち上る煙に噎ぶ店内を眺めながら食後の一服。はて,あのビニール袋は 何だ。他の客がコートや上着を詰め込んでいる。WHY。自分のスーツの匂いを嗅いでみる。なるぼど,そういうシステムになっているのか。

焼肉臭いコートを身にまとい再び夜の大阪へ。ひとり道頓堀。腹ごなしの散策。 大阪名物くいだおれ。カニ道楽。グリコの看板。法善寺横丁。すっかり,お昇りさん状態である。腹が減ったところで,金龍ラーメンでもと思ったが,ふらりと パチンコ屋へ。大阪まで来てやることはない。しかも大敗。そのうえ,JR難波駅が分からない。近鉄,南海,阪急。JRはどこだ。

散々歩き回り,探し当てたのは22:00過ぎ。JR環状線内回りに乗り換える。夜空に映える通天閣を横目にホテルへ急ぐ。駅前で夜食の たこやきを仕入れる。そしてビール。疲れとアルコールも手伝って,あっと言う間に眠りに落ちた。

朝はコーヒー。仕事が始まり,そして終わる。お目当てであった新世界の串カツやは店休日。思い余って電車で25分。そして,なぜだか私 は京都。祇園である。

八坂神社を左手に高台寺を目指す。石塀小路。ねねの道。三年坂。観光地化しているものの,その佇まいは美しい。予備知識無くいきなり来 てしまったものだから,祇園新橋,白川といったポイントを外したのは痛かった。

それでも京都御苑近くで食った「出石皿そば」はウマかった。そばツユと山芋とタマゴの見事なハーモニー。格別の喉越しであった。

これを最後に雪の京都を後にし,家路に着くべく新大阪へ。しかし,心のこりは串カツである。

そ れは意外はことで実現した。先日からの大雪で新幹線が遅れているのだ。この時間を利用し大阪駅へ。あまり時間が無い。飛び込んだのは駅の立ち飲み屋。ここ に串カツがあった。あったと言うより専門店である。「二度づけ禁止」の張り紙こそなかたが,礼儀として従って食べた。老舗の味は知る由も無いが,あげ立て のカツに馴染んだタレは私を満足させるに足りるものであった。

こうして二泊三日のハードで有意義な出張は幕を降ろした。

くれぐれも言っておくが,大阪には出張で来た。出張と言うからには無論仕事である。レポートもまとめなきゃならない。

観光旅行などの遊び目的では決してない。最後に念を押しておくが,あくまでも出張である。

断じて,旨いものめぐりでは,ない。

●119
セキュリティー (2000/02/14)

最近世間を騒がせている事件のひとつにクラッカー事件がある。
あのヤフーやアマゾンコムなど大手のHPが被害に遭っている。インターネットが浸透している米国では社会問題となっており,FBIも躍起になって対応して いる。

サイバーテロとも言える事件だが,比較的簡単に攻撃を仕掛けることができるそうである。もっとも,インターネット自体がそういった外部 からの攻撃に対してセキュリティが十分でないらしいので,起こるべくして起こった感は否めない。

セキュリティシステムの強化。これがこれからの健全なインターネット世界を構築するうえで最も重要な課題であろう。

セキュリティについて考えてみた。一般的なパソコンシステムの場合は複雑なパスワードやID,暗号化などであろう。ネットの世界では ファイアーウォールが常識だが,大々こんなものであろうし大差ないのではないか。

いずれにしても,保護している機密情報を開ける鍵は必ず存在することには違いない。それも神が作ったものでなくて人間が作ったものだ。 作れるものは壊すことができる。それが,数字や記号の複雑な羅列であっても同じだ。では,どうすればいいのか。

もっと感性に訴えるセキュリティが有効だと思う。例えば,面白いギャグで解除されるセキュリティシステム。大喜利なんかがいい。起動毎 にお題が出る。そのお題にうまく答えられたら解除されるのだ。

また,その笑いのレベルの高さでシステム実行権限が与えられる。こうすれば笑いのセンスのないものは通過できないし,レベルの低い者は 権限が与えられない。余程,愉快なクラッカーか笑点ファンでなければ破られることはあるまい。

ただ,問題はある。その日のコンディション如何でギャグがすべってしまうと,仕事が出来なくなってしまう恐れがある。

そうなったら最悪。課長の寒いオヤジギャグを終業時間まで聞かされるハメになるのだ。

クラッカー対策にはなるかもしれないが,会社が上手く廻るかどうかは定かではない。

●118

風邪 (2000/02/10)

風邪が流行っている。
ご多分に漏れず我が家でも大流行していて,誰かが発病して治ったかと思うと次の者に伝染(うつ)る。また,治ると伝染る。これの繰り返しである。既に今期 3順目に突入している。

巡り巡ってやって来た風邪のウイルスは,幾多の殺虫剤の攻撃を掻い潜ってきた晩夏の蚊の如く
強力である。そのうえ体力が十分に回復していないうちに再発するので尚更であろう。

ひきはじめはビタミンCを鱈腹摂って寝れば治るのだが,次第にそうもいかなくなる。
数日位前から咳が止まらなくて眠れない状態が続いた。病院に行ってみると,肺炎か気管支炎になりかけだったらしい。お陰で,昨日(2/8)は私の誕生日 だったのだが,おとなしく寝ている他無かった。

こ の厄介な「風邪」とは一体何なのか。どうも「This is 風邪」ってのは無くて,風邪っぽいいくつかの症状を「風邪症候群」と言うらしいのだ。その定義は「熱」「炎症」「関節痛」で,主に「普通感冒」「インフル エンザ」「咽頭炎」「気管支炎」「肺炎」の病型がある。

これからインフルエンザの流行時期となる。今年はAソ連型(AH1 型)、A香港型(AH3型)が主流になりそうだ。これもある種ギャンブルで予測が当たれば大流行は免れるが,ひとたび別のタイプが流行ったり亜型に変形し た場合などはワクチン不足に陥って大流行してしまう。

大昔のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influenza=influence)によるものと考えた。
ヒポクラテスの時代から膨大な研究がなされているにもかかわらず,これを撲滅するに至っていないのは不思議なところである。

学 級閉鎖はあっても職場閉鎖とはあまり聞いたことがない。しかし,相手は空気感染で爆発的に伝染し,死ぬことさえある流行性疾患である。いまだに残されてい る最大級の人類の疫病と言っても過言ではない。ここはやはり職場を閉鎖してでも拡散を止めるのも必要なのかもしれない。

会社全体が駄目なら「部」,それが駄目なら「課」,いや「係」でもいいから閉鎖できれば・・

断っておくが,別に会社をサボりたいから言ってる訳じゃない。人類の為を思ってのことである。

●117
民主主義 (2000/02/07)

『ロックンロールは死んだ』と言ったのはセックスピストルズだった。
『民主主義は死んだ』と言いたいのは徳島市民だろう。

吉野川第十堰の可動堰化建設に関する住民投票。その結果「反対多数」を行政に突きつけた。

投票前,官房長官は『選挙で選ばれた議員が議会で決めたことに,住民投票で反対するのは議会制民主主義に反する』と言い,建設相は『有 識者で十分に検討した結果に対し,住民投票を行うなどは民主主義が誤作動している』と決め付けた。

更に結果が出た後にも『馬鹿ばかり。若い奴等が感情で反対している』とまで発言している。

あまり感心の無かった私でさえ,一連の発言には怒りを覚える。

安全性を訴える行政,環境破壊を恐れる住民。対立の図式は私にはこう見えた。しかし,そう単純なものではないことは,感心をもって調べ てみないと分からなかった。

もし,単に環境破壊を大義名分とした反対と言うのであれば,あまり説得力を持たない気がする。
人が住むためにどれだけの自然が変形させられただろうか。この日本のどこに太古の自然が残っているだろうか。現在の吉野川十堰にしろ昔の治水事業の結果で ある。既に環境は歪められているのだ。

いつしか『地球にやさしい』などと環境保護が叫ばれ始めた。この言葉は余りにも傲慢すぎる。人がそこに居るだけで自然は変形しているの にだ。こんな愚かな人間を生かしておいてくれた地球こそが『人間にやさしい』はずなのに。

この吉野川問題に限らず,自然環境が絡む問題は難しい。しかし,これらの問題で一番重要なのは,どうすれば「自然と共存する」ことが可 能かである。

建設推進と反対。そのどちらの「共存法」が正しいのか。そして,費用対効果はどうなのか。十分に論議するべきである。

近代民主主義の限界だという説もある。しかし,聞く耳もたない議会こそ誤作動しているし,住民が死んだと思っている民主主義の上で胡座 をかいている議員たちこそ本当に「死んでいる」ことは間違いない。

●116
ボウリング (2000/02/02)

久しぶりにボーリングをした。
何も温泉を掘り当てているのではない。玉転がしの方のボーリングである。「bowling」ボウリング。

よく考えてみるとこのボウリング。結構特殊な競技ではないのか。

最高得点の上限が決まっている。直接的な対戦者との攻防がない。環境の変化が少ない。などなど,素人目からすると大変楽なスポーツに見 える。

当 然,全ての競技はプレーヤーの精神力,集中力が重要なのは言うまでもない。しかし,最高得点の300点はプロにしか出せないものではないし,それを阻止し ようとする対戦者もいない。また,相手の技量に関係なく,自分のプレーに専念することが出来るし,環境に左右されることも無さそうに見える。

例えばゴルフと比較してみる。先ずゴルフはスコアに限りがない。どんな天才プレーヤでも18打でラウンドを終わる奴はいない。それを阻 止しようとする対戦者こそいないが,ホールごとにプレー環境が違うし,天候だって違う。どう見たってゴルフの方が難しいそうである。

どちらかって言うと,ダーツやアーチェリーなどの的を射る競技に似ているかもしれない。それにしても,これらは簡単には最高得点なるも のが出ることは有り得ない。そのうえ空中に矢を任せる訳だからレーンを這わせるより不安定なハズである。

だからと言ってボウリングはシビアではないかと言うと,ワックスの塗りとかピンの成型具合といった人工的要因が勝敗の鍵を握ったりす る。

結局,何かしら中途半端で地味なイメージが付きまとうのである。

で,これほどボウリングをナメ切っている私の今回のスコアは297。まぁ上出来のスコアである。

ちなみに,これは2ゲームの合計。

口ほどにも無い奴である。
●115
ランキング (2000/01/31)

どうも最近「ランキング」が流行っている。
丸一日,何がしかの「ランキング」ついて見たり聞いたりしない日はない。

CD売上げランキングなどはまともだが,何でもかんでもランク付けをしている。

あまりにクダラナイ。そしてあまりに意味が無さ過ぎる。「走っている時に頭の中で口ずさむ音楽ランクング」なんて大きなお世話である。 たとえ,自分と同じ意見がランクインしたとしても,何だと言うのだ。何か役にたつのか。

韓国では落選させたい政治家をランキングし,本当に落選させようとする市民団体がいる。それと比べたら雲泥の差である。

確かに○○ベスト10とか昔からやっていたが,今ほど多種多彩ではなかった気がする。これは社会構造の変化と無縁ではないようだ。

バブルのころは絶えず右肩上がりで,その序列も自ずと分かり易かった。しかし,この不況となり,上にいたハズの者は転落し,下にいた者 も自分がどこにいるのか分からなくなっている。社会システムも年功序列が崩れ去り,能力主義と変化した。

誰が何を考えているのか。まわりは自分をどう見ているのか。自分は今どのくらいの位置にいるのか。誰と比較したらいいのか。自分は平均 なのか。分からない。

結局,安心したいのである。些細な事かもしれないが,自分の位置が確認できる。
「ランキング→自己確認→自己満足」。大袈裟過ぎるが,そんな無意識に裏付けされているような気がする。

そう言う意味ではHPのアクセスカウンターも同じである。はっきりした自我意識と正確な自己確認が出来ている私は「ランキング」や「ア クセス数」には惑わされない。この『こらむ』がどう読まれようと関係ない。それらは只の目安に他ならない。

だからアクセス数(i-mode)が1日百数十から上がらなくても全然気にしていない。オチが甘かったなんて反省したりもしていない。 まして,ランキングが思うように上がらないとか,Yahooに登録して貰えないとか,微塵も考えたこともない。

何しろ私は,はっきりした自我意識と正確な自己確認が出来,出来,出来出来出来出来出来・・・

●114
あのCMU (2000/01/28)

ハンバーガー計画なるTVCMがある。
あの怪物ルーキー松坂が出ているやつだ。

なんのことやら分からず,調べたらANAのHPにこうある。
「ハンバーガーが好きな、つまりどちらかというと若い人、若い気分でいる人とのコミュニケーション」はたまた「グローバル化の一方、個人との関係を大切 に」と考え,更に「ヒコーキをもっとカジュアルに、もっとラクな乗りものにモード変換する。」らしいのだ。

何も機内食にハンバーガーが出る訳でもない。航空券を買うとポテトを一緒に買うように強要される訳でもない。まずは一安心であるが,な ぜハンバーガーなのか。

確かにカジュアルかも知れないが,ハンバーガーを取り巻く環境を見てみると,個人との関係を大切にしているとは言えない。買い手側の流 れさえマニュアルの一部として扱う接客姿勢,抱き合わせセット販売,毎回「今だけ」と言っているダンピング商法。イメージは悪い。

ハ ンバーガーは若いのか。答えはNOである。ルーツは11世紀頃ロシア東部の「タタールステーキ」らしい。それから18世紀ごろハンブルグに渡り,そして 1904年の世界博覧会で現在の形態になったと言われている。だから決して若くなく,50年も前からアメリカではポピュラーな食べ物となっている。なにを 隠そう,あの肥満体オジサン「ウインピー」でさえも1927年から食べているのだ。

つまり,全くのイメージ。それも日本人のイメージ。そのうえ,これから向かう高齢化社会に目をつぶっている。世界いや日本の社会構造ま で見えていない薄っぺらな広告でしかないのだ。

せめて日本の企業,日本人なら,やっぱ「お茶漬け」だろう。ラモスもそう言ってるし。お茶漬けには「愛」がある。独特の「ワビ」「サ ビ」もある。梅干し付きなら,なお結構。

CM モデルは中間管理職のサラリーマン。慌ただしい通勤時間帯のシーンにナレーションがかぶる。「最近時速4km以下で歩いた人いますか」。連日に及ぶ会議 シーンでは「有休使った人いますか」。そして深夜の帰宅。眠っていた妻が起きて来て「お茶漬け食べる人いませんか」。笑顔に変わり大きく肯くサラリーマ ン。そこで大きく「お茶漬け計画」の文字。

シブイ。

こんなCM打つより客室乗務員の給料を抑えて,乗客に還元すべきだと思うのだが・・。

113
モミアゲ(2000/01/24) 

理容師は催眠術師なのかもしれない。 
なぜだか散髪用のシートに座ると眠くなる。日曜日の昼下がり。店のニーチャンと世間話を一言ふたこと。奥の部屋から子供の笑いが微かに聞こえる。趣味の良 い音楽CDがかかっている。誰かは知らないが,瞼を重くさせるには十分である。 

天気は決して良くない。しかし,とても穏やかである。 

心地よい眠りのベールを引き剥がしたのは,子供の泣き声である。どうも通りから聞こえる。完全に覚醒ていない私には,ぼんやりと聞こえ る。迷子らしい。ニーチャンが手を休めて対応している。 

無くじゃくる女の子にお家を聞いても分からない。名前を聞いても分からない。困ってしまったニーチャンは店で保護することに。  

暫くすると女の子の母親が迎えに来た。頭ごなしに叱り付ける母親。「なんでこんな所にいるの!」。「お家には帰らない」と泣きながら女 の子。仲裁に入っていたニーチャンも「こんな所」のセリフにキレてしまう。 

なんだか大変そうだが,早く続きをやってほしい。まだ左半分しかカットして貰っていない。 

気まずい空気を残して親子が去ったのは数分後。店を出てからも喧嘩している。その声が遠くなり,右半分のカットが終わったころ次の客が 来た。 

今度はオバさんである。とにかくウルサイ。入ってくるなり「駅伝が見たい」。無理矢理TVを付けさせ観戦している。地元のチームが健闘 しているらしい。既にニーチャンも見入っている。 

どうでもいいが,蒸しタオルと蒸気を当てられっぱなし私はどうなる。毛穴はもう十分開いている。それに息苦しい。髭を剃る手もどこか上 の空。大丈夫か。本当に。必要以上に剃ってないか。 

駅伝の不甲斐ない結末とほぼ同時に全てが終わったのは,店に入って2時間30分後。 

すっかり夕方となった帰り道。信号待ちでふとルームミラーを見た。なんてことだ。言うのを忘れていた。前回もそうだった。確か前々回 も。そして今回も。 

何度見ても違う。もみあげの長さが違う。左右のバランスがちがーう。 

暗澹たる気分で家路を急いだのは言うまでもない。

112
目薬(2000/01/22) 

目が赤い。
少し前からむず痒く思っていたら,結膜炎のようだ。 

 朝起きて目を開けようとしても開かない。右目が開かないのだ。左目はどうもない。手で触ってみると,瞼が接着剤で閉じられ ているような感じがする。 

鏡を見る。確かに。大量の目ヤニによって接着されている。乾いて固まったそれを剥がそうとすると痛い。お湯に湿したタオルで拭く。かす かに開く。ぼんやりとした視界。徐々に回復していくが,瞼は酷く腫れている。そのうえ,かなり充血している。目つきがヤバイ。 

痒い。目玉を取出して,目玉オヤジみたいに茶碗の風呂に入れたい気分だ。しかし,血走った目玉オヤジはリアルすぎる。 

目玉オヤジ。良く考えたら彼は瞬きができない。瞬きができないと乾いてしまう。水晶体や硝子体から眼球液が蒸発して干からびる。なるほ ど,だから風呂に入るのか。 

目玉オヤジの話はいい。問題は結膜炎である。 

会社帰りに目薬を購入した。目に注してみる。冷たくて気持ち良い。染み込む感じ。こんな酷くなる前に買って置くべきだったと反省する。  

注し終わって,ふと目薬を見たらあることを思い出した。「目薬は水虫に効く」。やってみる価値はありそうだ。 

注してみる。冷たくて気持ち良い。染み込む感じ。ホントに効くんなら一石二鳥である。 

だからと言って,水虫薬が結膜炎に効くかどうかは定かではない。 

想像しただけで痛そうである。

111
埋蔵金 (2000/01/19)

ついに徳川埋蔵金発見か?
糸井重里氏は十数年来赤城山を攻めていたが,それは山梨で見つかったとのこと。

今回見つかったのは僅か1枚の天保小判であるが,かなり信憑性が高いという。これを発見したのは,糸井氏の遥か上をいくベテラン。祖父 の代からその場所を発掘しているらしい。驚きである。

報道陣に囲まれ得意気な発見者は笑みを隠すことができない。「必ずここにある」と断言し,直下の地面を指差した。

しかし,そんな発見者をよそに,町の人々の反応は一様に重い。レポータの質問に黙りこくる人,あからさまに怪訝な顔をする人など,およ そ歓迎のムードは感じ取れない。

こんな周囲の反応もかなり滑稽に見えたが,いざ出るとなるとこんなもんかも知れない。時価3600億円相当。多分,地元では只ならぬ空 気が漂っているに違いない。もう,出ても出なくっても収まりが悪いような気がする。

ではどんな結末がいいのか。そんな状況を払拭するインパクトのある終焉とは。

ある日ついに,地中から千両箱が大量に発見される。それには葵の御紋が見て取れる。歓喜の発見者。この模様はTV中継され,全国の視聴 者がその箱が開かれるのを固唾をのんで待ち構えている。

果 たして,その箱が開かれる。布。そこには,丁寧に縫いあげられた半紙半分ほどの布。かなり使い込まれたらしいそれがぎっしりと詰まっている。他の箱の中身 も同様である。千両箱の裏蓋には「徳川専用」とある。よく見ると布にも御紋が入っており,その隅にはなにやら刺繍文字が。「いえやす」・・・

『徳川my雑巾』。

誰もが一本取られる結末である。


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