fileNo.71
メリーに首ったけ
1999/01/31
監督:ボビー・ファレリー,ピーター・ファレリー
脚本:エド・デクター,ジョン・J・ストラウス,ピーター・ファレリー,ボビー・ファレリー
出演キャメロン・ディアス, マット・ディロン,ベン・スティラー,リー・エバンス

違う映画を目当てに,劇場に行ったものの既に「完売」とのこと。仕方なく見ることにしたのが,この映画。あんまり,興味もなかったんですが暇なんで見てしまいました。

面白いじゃないですか。これ。異常に軽いノリで,結構笑わせてくれたりします。随分昔に見た「グローイング・アップ」を思いこさせます。大人版と言うかね。かなりの下ネタで,悪趣味なんですが拒否反応が出る間際位で,サラリとかわしています。お話の方も,気を衒ったとこがなく,昔見た映画のような展開ですが,悪い気はしません。

それもこれも,脚本のウマサとメリーを演じるキャメロン・デアスの力によるものが大きい。

青臭く無く,サラリとしています。あと,マット・ディロンが良いです。ナイスです。いかにも,インチキ臭いペテン師の役を嬉々として演じているようです。なにしろ,髭がインチキ臭い!。

マヌケなテッドを演じるベン・スティラーもかなり良い感じです。彼がメリーに会いに行く珍道中は見物です。もうちょっと長くても良かったんじゃないかな。そのせいでマット・ディロンに喰われ気味だったな。

一番,ウケたのが,物語をイチイチ説明しながら,歌ってくれるバンドマンの二人。タイコ叩いてるニーチャンの無表情さだ。いいよあれは。

まっ,ともかく,そこそこ楽しめました。マイアミと言う設定からして,能天気なんですから,考えて見るもんじゃありませんなコレは。全ては,キャメロン・ディアスを引き立てるためにしか,存在していません。ちなみに,キャメロン・ディアス以外の女性(男の殆ども)はみんな「黒髪」って具合で,徹底していたし。

こんな,映画は邦画には,無理でしょう。第一,女優がいないしな。
 

shima-s@fka.att.ne.jp


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