file No.30
エル・マリアッチ 1998.1.28 監督・脚本・原案・撮影・編集・録音・音楽編集:ロバート・ロドリゲス 製作:ロバート・ロドリゲス, カルロス・ガラルド 音楽:マーク・トルーエロ,アルバロ・ロドリゲス,ホアン・スアレス,セシリオ・ロドリゲス 出演:カルロス・ガラルド,コンスエロ・ゴメス,ヤイミ・デ・ホヨス,ピーター・マルカルド ロバート・ロドリゲスです。やっぱ元気があります。製作当時若干23歳と云うから驚きなんです。 いかにも低予算作品なんですが、きっちり作られており十分に楽しめます。低予算と云うと、ただ走ってばかりいるだけの作品や、頭のなかで理屈をこね回している作品などにお目にかかりますが、さすがはロドリゲス君違います。 ストーリーが単純明解。セリフなんて無くても物語りが分かります。僅か70万円の製作費ですから、無駄が一切無くシンプルで力強い作品になっています。 よほどの映画ファンか劇画ファンなのでしょう、画面の構図がいかにもカッコイイ。この作品のリメイク?に当たる「デスペラード」もそうですが、笑っちゃうくらいカッコイイのです。キメのシーンでは過剰なくらいキメまくります。 ただカッコよさに陶酔している訳ではなくて、それがいかに可笑しく面白いか十分に分かっているので全く鼻につきません。全く新しい作風と云っても差し支えないでしょう。 全く新しいと云えば「フロム・ダスク・ティル・ドーン」も違う意味で新しかった。なにしろ「1本で2度おいしい」作品ですから。 人それぞれですが初期の頃がおもしろかったりするのは、金がないんでアイデア勝負ってとこがあるから。無駄なことは出来ないから短期間で集中的に撮るし、シナリオも編集も研ぎ澄まされている。あんまり「金」をかけすぎるとロクな事になりかねません。
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