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●80
2000 (99/10/06)

2000円札が発行されるらしい。

降ってわいたようなこの話。新内閣発足の手土産みたいに得意げな小渕総理の顔が滑稽だった。「ミレニアム」なんて,我が国じゃ何の歴史 的意味ももたないような言い回しまでやってのける。
なんて能天気なやつだ。

表 向き「2000年記念」と言っているが本心はなんなのか。図案は沖縄に関連したもので,基地問題やサミットに対する配慮と言うか根回しの感がある。また, 結局は景気回復の糸口に使いたいのであろう。確かに新札発行となれば,紙幣識別機や自動販売機,キャッキュデスペンサーあたりの需要は伸びるかもしれな い。何と言っても,発行するだけで額面と原価の差額が国に転がりこむのだ。一石で何鳥もの収穫を狙ったようなこの話,そういう意味ではおいしいタイミング なのだろう。

しかし,一方では東海村での臨界事故に対する政府の対応の遅さ,ありゃなん だ。神戸震災時にイヤと言うほど危機管理の重要性を痛感したのにも関わらず,組閣を優先させ事故は11時間もほったらかし状態。住民は眠れぬ夜を過ごして いるのに,当日でも翌日でも政府からは誰が現地に飛んだというのだ。

そして,組閣後の新札発行会見ときたもんだ。全く白々しい。記念切手の発行じゃないんだぞ。

2000年問題によって新紙幣が発行出来なかったら大笑いだ。

●79
ゲーム (99/10/04)

我が家にはテレビゲームの類は無い。
このページを作っているくらいだから,パソコンはあるのだがゲームソフトは無い。

以前はパチンコの景品で「スーパーファミコン」を取ったこともある。暫くは熱中したものだが,今はどこにあるのかも分からず,全く興味 がなくなっている。

最 近はゲーム機の性能も著しく向上しているみたいで,友人宅でチョットやらせてもらうと,そのリアルさに驚いてしまったりする。ソフトの種類も豊富だ。私の 場合,ドライビング物かシューティング系のゲームぐらいしか出来ないし,RPGなんてのはあまりに高度すぎてついていけない。

そんな中「シーマン」と言うゲームにはチョット気になる。なんでも育成ゲーム らしく,対話式で「シーマン」を育てていくと言うものだ。このシーマン,人面魚みたいでその顔のデザインはソフト製作者に似ていて,結構不気味だ。こいつ に話しかけ対話を楽しむらしいのだが,その語っている光景もまた不気味である。

もし,私がこのゲームをやるとしたらこうする。まず,シーマンが喋れるくらい まで飼育する。そしたら,もう一台のゲーム機で別のシーマンを飼育して対面させる。勝手に対話が始まる。その後も数を増やしていく。もう部屋中にいっぱ い。取り止めも無い会話の渦。その中に身を置く。まるで,雑踏の中にいるみたいで賑やかそうだ。

秋の夜長に最適。これで人恋しさも紛れるってもんだ。

人によっては,余計寂しくなる恐れもあります。

●78
タバコ (99/09/30)

アメリカ政府が国内のたばこメーカーに対して,損害賠償を求める訴訟をおこしているらしい。
なんでも,たばこが人体に与える危険性を知っていながら,それを隠して販売し続けて違法な収益を上げているからだと言う。

今回適用される法律は,麻薬の売買による違法な収益をあげたとしてマフィア対して使われてきたものと同じらしい。結局,マフィアとたば こ業者が同類として見なされている訳だ。

そうなれば,たばこも麻薬も同じだと言うことである。

日本の現状を裏業界風に言えば,ゴールデントライアングルは鹿児島県あたりで,JTなる闇組織が牛耳っていて末端価格は220円 〜270円ってとこか。

アメリカ政府の言い分が認められれば,近い将来たばこは輸出禁止品目に名を連ねるかもしれない。そうなれば,日本にも飛び火するだろ う。日本政府がたばこの生産を中止する。たばこが手に入らなくなる。ついには,たばこは闇で取り引きされる代物になる。

「にーちゃん,いいタバコあるんだけど」
「いくら」
「1本200円」
「高いな。まとめて1カートン(200本)買うから3万にしろよ」
「無理だな。純度99%。上物のマイルドセブンだ。他じゃ5万はくだらない」
「足元見やがって。3万5千。販促用のライターつけろよ」
「よし。用があったら携帯に連絡しな」

こうなるまでは,随分時間がかかるだろう。禁煙するのはそれからでも遅くはないか。

●77
SALE (99/09/28)

週明けも博多の街は「ダイエー」一色だった。
36年ぶりの地元チーム優勝とくれば無理も無い。新聞やラジオは繰り返し「優勝」を流している。

優 勝が決まった瞬間からダイエー系の店舗は割引セールを続けていて,それにまけじと地元大手スーパーや商店街もあやかり商戦を展開している。語呂合わせで王 監督の背番号が86だから全商品86円,球団創設11年だから全て11円のところもある。不思議なことにあの西武グループのスーパーでさえ「地元ホーク ス」の冠付きでのセールをやってる。猫も杓子もこの時ばかりと在庫一掃セールである。

このニワカ景気は,売り手買い手側双方にとって大変有益なものになるだろう。経済効果は200億円とも言われている。

しかし,ホークスの栄光とは裏腹に本業のダイエーが経営不振に陥っている。再生3カ年計画なるものをぶちあげて,大幅に合理化を図ろう としているのだ。数千人のリストラ,不振店舗の閉鎖,多角化しすぎた経営の整理。そううえ,ホークスの身売りさえ検討中であるらしい。

でも,どうせ身売りするくらいなら変なとこに売らないで福岡市民球団にすべきであろう。

球団,ドーム,ホテルの3点セット。1300億円。高い。

いっそのこと,この際だから「優勝セール」としてホークス自体を割引してほしい。3点セットで860億。いや360億。日本一になった ら大盤振る舞い。えーい86%OFFでどうだ。語呂がいいでしょ?

語呂が良くっても,そんな事には到底ならない。相手は博多商人「ダイエー」だ。

●76
誰だ (99/09/27)

最近気になることがある。
携帯電話のことだ。なにも今更着メロがどうだとか,首にぶら下げるのは囚人鑑札みたいだとか,そんなことではない。

それは,ある人からのメールに端を発する。通勤途上にi-mode版こらむ茶を読んでくれているらしい。ありがたいことだ。

別にそれ自体が気になっている訳ではない。インターネットは全世界的で,i-modeにしたって全国的なのだから,クダラナイ私のペー ジでも誰かが何処かで読んでくれていることはアクセスカウンターを見れば分かる。

しかし,メールを交わすうちに職場が近いことが分かり,更にはどうも通勤に同じ電車を使っているらしいことが判明した。

誰 かが何処かで読んでくれている。でも,それが同じ通勤電車の中に読者がいるかもしれないってことは,ちょっと不思議な感覚だ。もしかして,隣の車両かも。 いや,対面に座っている人かもしれない。携帯を出した。奴か。こっちもむこうも携帯持ってる。電話もせずに何やら複雑な操作をして眺めてる奴は特に怪し い。もう全員が容疑者だ。

そんな訳で携帯が気になる今日この頃。

いつか見てみたい。ケータイ見ながら突然笑い出す奴。その手の携帯電話には「こらむ茶」が。
しかし,そのためにはそれなりのコラム書かなきゃならないのだが・・

●75
新e-one (99/09/23)

e-oneは色を変えて販売を続けるらしい。
色を変えりゃ済む問題なんだろーか。i-macで使用されていない色を使うらしいが,スケルトンのまま。

で も良く考えりゃ,ソーテック側が敗訴すること自体が問題じゃないのか。真似したからってたって,それは見る人によって違うんじゃないのか。「消費者が購入 する際に混同する恐れがある」なんて言っても,真似なんか日常茶飯時なんだから。確かに今回のやつはよく似ているとはいえ,その線引きは非常に難しいと思 うな。

そうは言っても,今回のソーテックの対応も色を変えるだけってのは芸がないし大人げない。いっそのこと独創的なアイデアを出して対抗す べきだろう。

例 えば,筐体を総桧作りにするとか,上級モデルは漆塗りにするとかモニターに観音開きの扉をつけるなんてやったら面白い。「仏壇仕様モデル」を作って,デス クトップの壁紙には戒名付きの位牌を表示するなんてのはどうだ。そうすれば,省スペースでPCと仏壇を置くことが可能になる。アパート住まいの人には人気 がでるかもしれない。さらには,命日を設定するだけで,その日がくると,ネットワークに自動接続してリアルタイムにお経を上げてもらえるようなソフトを組 込んで販売すれば言うこと無い。

PCによる法事。ちょっとサイバーテックでかっこいいではないか。

このくらいブチ切れていれば文句も出ないじゃないかと思う。

●74
暑い (99/09/22)

暑い。非常に蒸し暑い。
まるで,真夏のようだ。夜になってもいっこうに涼しくない。我が家は賃貸マンションの中部屋なので昼間の熱が逃げないのだ。そのうえ私の書斎にはエアコン が無い。暑くてたまらない。

ひょっとしたら,知らぬ間に夏に逆戻りしてるんじゃないだろうか。12月位には春になるかも知れない。2月〜4月が冬。その次が秋。来 年の7月になると夏になって帳尻合わせが出来る。温度なんかもそんな変わらないんで誰も気づかないのかも知れない。

良 く考えたら判るって。地球が逆回転しない限り季節の逆転は起きない。昔みた映画「スーパーマン」でやってたっけ。地球を逆回転させると時間までもが逆転す る。でも待てよ。歴史が戻るならスーパーマンが逆回転させた瞬間,本人の時間も戻り始めるので,その行動に移る前に戻ってしまう。ってことは一向に逆回転 させられないじゃないか。なんてことだ。

って,どうでもいいことではないか。映画だし。

暑いんで頭がまわらない。余計なことまで考えるとまた暑くなりそうなので,今日はこれくらいにしておいてやる。

おいてやるって,誰に言ってんだ。

73
うらおもて (99/09/20)

最近オリジナルの暖簾を作ろうと生地屋に行った。
なにも店を始める訳ではないが,部屋のアクセントに使おうと思ったのだ。

生地屋なんて初めてだったので,その種類の多さに驚いた。多種多様の生地がある。値段もピンキリだ。ざっと眺めて適当な物を選ぶ。懐具 合もあるので,あまり高価なものは買えない。それに,作成料金もかかる。

良く考えてみると,暖簾には裏表がある。双方からキレイに見えるためには裏に生地を当てるか,裏生地の見栄えの良いものを選ぶしかな い。やはり金がないので,後者を選ぶ。迷った結果,ひとつに決めた。色は薄いレンガ色。裏地はさらに薄い色である。

ただ単に同じ色を並べるのは芸がない。そう思って暖簾の左右に表地と裏地を配置してみる。結構良い。折り返しの部分も色違いになる。こ れでいこうと作成をお願いすることにした。

昨 日,これを引き取りに行った。なかなかの出来だ。満足して帰ろうとすると,店の人が言う。話はこうだ。この暖簾を店先に暫く出しておいたところ,同じデザ インでの注文がすでに5件ほどあり,中には絶賛する人もいたらしい。更には,同じ生地が完売してしまったとのこと。そして,驚いたのはその次の言葉。
「お客さんのお仕事は?デザイナーか何か?」
デ,デザイナーって,そんな顔に見えないでしょ。デザイナー顔って,もっとこうなんというか。
「いえいや,ただの勤め人です」って思わず答えたものの,ちょっと良い気分だった。

たまには,こんなこともあって良い。この際だから肩書きにでもするか。デザイナー。ついでに「こらむ茶」書いてるからコラムニスト。 studio"u-SIDE"なんてカッチョいいかもしれない。

帰りの車の中でほくそ笑んでいると,目の前に我が社の営業所が見えた。瞬間,現実に引き戻された。「ただの勤め人です。」それも肩書き なんてありゃしない。

でも,この肩書きネット上では使えるだろう。洒落だから罪はないと思うし,そういうもんじゃないのかな。
えっ,バカみたいだって。
いいじゃん別に。人にも裏表があったって。それにみんな信じないって。

72
公衆電話 (99/09/16)

近くの激安家電量販店に行ってきた。
頼まれ物のプリンターを買いにだ。買う機種はあらかじめ決めてある。在庫さえあれば数分でお使いは終わってしまはずだ。しかし,予定していた品物より高機 能の物が僅かに高い値段設定になっているではないか。自分が購入する物なら即決定なのだが,今回は人の物。一応了解を取ったうえで買おうと考えた。

携帯電話を忘れて来たせいで,公衆電話を探して連絡することにした。方々探すが見当たらない。店員に聞いてみた。相手はアルバイト然と したコギャル風。
「公衆電話はありますか?」
「はあぁ?」
「だから公衆電話,どこ?」
「多分無いと思います」
「公衆電話ないの。困ったな。あのね・・」
怪訝な表情をあらわにしながら,私の言葉を最後まで聞かずに奥に引っ込むと,社員店員に聞いている様子。嫌な予感。社員とコギャルが交互に私の顔を見返し ている。その顔は明らかに軽蔑の色が伺える。完全に勘違いしてる。ごちゃごちゃ話してないで早くこっち来い。

待つこと暫し。やっと社員が来た。
「あのぉ,公衆電話は当店では扱っておりませんが」
やっぱりだ。
「いや,買うんじゃなくて,電話かけたいんです」
刹那の沈黙。やっと飲み込めたような顔をして「あっ,それなら・・」

ようやく見つけた公衆電話。見つけたら怒りが込み上げて来た。誰がこんなもんを買いにくるか。大体公衆電話を量販店で買う奴はいない。 普通。考えりゃ分かるだろ。

連絡がついて,やっとのことで買い物は終了した。簡易包装されたプリンターを手に,帰りしな公衆電話を見たら今度は悲しい気持ちになっ た。

買わないって公衆電話は。

71
太っ腹(99/09/13)

鯵釣りに行ってきた。
大分県の佐賀関だ。関アジ,関サバで有名な所である。無論釣れたのは関アジではないが,殆ど同じ環境下に住むアジってことで抜群に旨い。釣果は一人当たり 40尾程度か。ちょっとした入れ食い状態だった。

素 人の私でも大量に釣れたのは,やはり船頭さんの腕なんだろう。魚場の選定から釣り方の指南まで気を遣ってくれたみたいだ。一向に釣れない私を見かねて,実 演で教えてくれた。あっと言う間に釣れる。真似するが釣れない。「そうじゃない,こうだ」っといって竿を振ると直ぐに当たりがある。見事だ。

考えて見ればプロなんで当たり前だ。漁師=プロの釣師。野球のプロ=プロ野球選手。ただのオヤジさんなのだが,言ってみれば野茂や松坂 からピッチングの指南を受けてるのと変わらない。かなり大袈裟に言えばだが。

船上では口やかましく厳しかったプロが,陸に上がって最後に船賃の7万2千円(6人分)を貰うとうやはり普通のオヤジさんに戻る。日焼 けしたその笑顔がほっとさせる。「また来いよ」

帰宅して後,我が家で新鮮なうちに食べれる分の5尾だけ確保すると,残り35尾はおすそ分け。方々に配って廻ると,佐賀関のアジってこ ともあって大変喜ばれた。私はこう見えても太っ腹なのだ。

帰りにワサビを買いにスーパーに寄って驚いた。私が釣ったアジよりひとまわり小さくて,しかも養殖物が1尾700円。こいつでこの値段 なら私のは多分1500円位はするだろう。

35×1,500≒53,000円。5万3千円。まぁ,喜んでもらえたし。それに,お金のために釣りにいったんじゃない。

5万3千円かぁ。5万3千円ねぇ。私はこう見えても太っ腹なのだ。


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